祝！初投稿 2017年9月3日「益田INAKAライド 初参加」備忘録

 

 

 

 

はじめに…

このブログは私の個人的な思いや考えが随所に盛り込まれており、「自転車大会の説明」と言うよりも私個人の想い出を綴った内容になっています。ダラダラと長い説明やクドい部分が多々あると思いますので覚悟してお読み下さい（笑）

 

記念すべき初投稿の内容は今さらですが9/3に初めて参加した自転車の大会の回想録です！私がブログを始めるきっかけにもなった、その名も「益田INAKAライド」！島根県の益田市で行われたﾌｧﾝﾗｲﾄﾞの大会です！

 

私は関西在住なのですが、「何故、島根？」「もっと近くでも大会あるのでは？」と言われそうですが、実は私は小学校から高校卒業までこの島根県益田市に住んでいたのです！

 

 

たまたま見た自転車専門誌でこの大会を知り、「現役空港の滑走路を走れる国内唯一の大会！」「100㌔走っても信号ゼロ！」などの大会のウリにも勿論惹き付けられましたが、何よりも「青春時代を過ごした思い出の地を大好きなﾛｰﾄﾞﾊﾞｲｸで走りたい！」「20年以上会っていない同級生と積もる話をしながら酒を酌み交わしたい！」の気持ちの方が遥かに強く、初めての大会参加＆遠方の不安もその気持ちに比べれば微々たるものでした(大会が近づくと結局不安だらけでしたが…)

 

ここで私のﾛｰﾄﾞﾊﾞｲｸ歴はというと、歴は5年位ですが(40歳から始めました)、4~11月のONシーズンに(冬はボードをやるのでOFFシーズン)に月に3~4回のペースで緩く走っている程度です(笑)

毎年の4ヶ月のOFFシーズンの影響で秋まで頑張って作った体が4月には振り出しに…そんな私が「距離165㌔獲得標高2300㍍」の大会に出るなど、無謀以外の何者でもありません(汗)

 

今までの最長は「アワイチ」…(それもかなりしんどかった記憶が)と言うことで、大会エントリー決定した６月から目標を「最下位完走！」に決めて、トレーニングを開始しました！

 

とは言っても振り出しからのスタートなので中々昨年レベルに戻すのも一苦労…やっと戻った頃には8月になってました(汗)ここから目標を距離160㌔獲得標高2000㍍オーバー目指して頑張りました！

目標クリアしたのは大会一週間前の最後の練習日でした(ｷﾞﾘｷﾞﾘｾｰﾌ!?)何とか間に合った感じですが、未だに六甲山(関西では有名なﾋﾙｸﾗｲﾑｽﾎﾟｯﾄ)をノンストップで上がれない貧脚に一抹の不安を覚えながらも大会日が迫って来ました。

 

 

今回は車で現地入りの為、交通費を浮かせる目的で高速の割引き時間帯に合わせ大会前日の朝？3時に自宅の尼崎を出発！宝塚ICから乗って千代田ICで下りて下道をのんびり燃費走行で帰りました(笑)

 

 

益田には(9/2)朝の9時に到着、大会は明日朝なので今日は夕方までフリーです！時間があるので大会コースの前半と後半にある激坂区間を下見です(勿論車で…)

 

すると車で走っても「これ行けるのか俺!?」みたいな坂ばかり(汗)前日にしてかなり不安になる…まあここまで来たら悩んでも仕方が無いので、コースの事は忘れて、せっかく久々に帰ってきたふる里なので気持ちを切り替え思い出の地巡りをスタート(笑)

 

まずは子どもの頃住んでいたアパートを見に行く事に、当時住んでいた時点でかなりボロかったのでさすがに無いかと思ったら「マジで！あった～!!」もう築4~50年は経ってる筈ですが当時とあまり変わってなくてビックリ！

 

じゃあ次は母校巡り！「小学校」は建物は変わっていましたが場所と周りの景色はあまり変わってなくて当時の記憶が甦ります。

次は「中学校」こちらは建物も周辺も何も変わっていませんでした(ﾋﾞｯｸﾘ!!)グランドでクラブ活動している中学生を見ながら当時の自分とダブらせます(私は帰宅部でしたが…)

 

 

 

最後は「高校」です！当時、自宅(ﾎﾞﾛｱﾊﾟ-ﾄ)から町を挟んで反対側の「久城台」にあった「益田工業高等学校」です、行ってみると「エ～～～!!」全部更地になっていました…

後で聞いた話によると同じ益田市にあった農業高校と合併してそっちに移ったみたいです…跡地を眺めていると角地の部分に何やらモニュメントのような物が、近付いてみると何やら見覚えのあるマークが!?母校の校章です！

 

 

 

周りには綺麗な花が咲き、その横に学校の歴史が書いてありました、そして最後に「このモニュメントは学校の庭にあった石を使って作られました」との言葉が…思わず涙が溢れそうでした(出てません)

 

 

 

しばし佇みながら高校での毎日や自転車通学した日々に想いを馳せました、他にも自分の中で思い出深い所を何ヶ所か周り時刻が15時になったので前日受付の会場の「グラントワ」に行きました。

当日は何かのコンサートがあったようで車と人で会場は大混雑でしたので私は車を少し離れたスーパーの駐車場に置かせて頂き徒歩で受付に、そして会場に着くと前日だというのに結構な数のﾛｰﾄﾞﾊﾞｲｸとｻｲｸﾙｼﾞｬ-ｼﾞ姿の猛者達の姿が…みんな前日から気合入ってますネ！私は受付を済ませ会場を後に…それから本日のお宿へ移動しました！

 

実はふる里と言いながら今は親兄弟親族は益田には誰もおらず泊まる場所もありません(それもあって長く帰ってなかったのもあります)なので今回はホテルを2泊で予約してました！

お世話になったのはホテルダイエイさん！ﾘﾆｭ-ｱﾙｵ-ﾌﾟﾝしたばかりでとても綺麗でﾊﾞｲｸも清掃済みなら部屋まで持ち込み可と、とても自転車乗りに優しいホテルです。

また大会当日は7時ｽﾀ-ﾄで遅くても6:30には現地入りしたかったのですが朝食の時間をわざわざ早くして下さったのでシッカリ朝食が取れて良かったです！またぜひ利用させて頂きます！

 

話を前日に戻します(汗)実は今回の帰省で同級生に連絡を取り「一緒にメシでも食おう」って話しになって私も楽しみにしていたので、都合上大会前日の土曜の夜に皆で集まる事になりました…この時点で同級生には大会参加の事は伏せていました、「何故かって？」大会に出るついでに連絡したって思われるのも気不味いし、変に気を使われるのも嫌だったので…

まあ18:30集合だったのでメシ食ってさっさと切り上げれば良いかと軽く考えてました(汗)

しかしいざ同級生と再会すると20年分の話が尽きず気付けば4次会に突入!!宴会の席で酔った勢いで明日、大会に出ることをｶﾐﾝｸﾞｱｳﾄ(結局言うんかい!)聞くと同級生の二人が写真が趣味で「明日、お前の勇姿を撮りに行ったるわ！」と嬉しい言葉！「まあ、あまり期待せずに待ってるわ」と冗談も言いながら楽しい時間は過ぎていき、さすがに同級生も気を使い午前１時でお開きに(黙ってたら朝まで行ってたと思う…)

 

ホテルに帰り楽しかった再会を思い出しながら風呂に入り午前2時に就寝…アッという間に朝が来て5時に起床！思ってた程、酒と疲れは残ってなさそうだったので一安心、急いで用意を済ませホテルで朝食を頂き6:15出発！

ｽﾀ-ﾄ会場のグラントワまで自転車で10分ほど(とても小さな町なのです)会場入りして受付確認を済ませて開会式？スタート！招待選手の紹介や、大会の注意事項などのｱﾅｳﾝｽがあり7時過ぎにパレードランで参加者500名が空港まで移動です！

 

 

私は仕事柄平日に走る事が多く会社にもﾛｰﾄﾞﾊﾞｲｸ仲間がいないためいつもﾎﾞｯﾁﾗﾝばかりなので団体で(しかも500人！)走るのは初めてでスタート前後はかなり緊張しました(汗)

 

 

30分程で空港到着いよいよ滑走路ランです！「ひぇ～～!!ひれー」旅行で空港に行った時は何も感じませんが実際に滑走路に入るとそのスケールの大きさに圧倒されました！これだけの幅と長さの舗装路を走れる事は他では絶対出来ない体験です！これだけでも行く価値あると思います！因みに滑走路内では離発着の安全確保のため撮影は一切禁止です！皆さんマナーを守りましょう！

 

滑走路ランが終わるといよいよフリー走行スタートです！大会初参加の私は「コースを間違えないか」「ｴｲﾄﾞｽﾃ-ｼｮﾝ(AS)ではどうすれば…」など分からない事だらけ、走行中は前後を見ながら、ASではキョロキョロ…先輩方をガン見して(何だコイツと思われてたかも)色々吸収です！

 

懐かしい景色の中のﾍﾟﾀﾞﾘﾝｸﾞこんな所もあったんだと言う驚きや、沿道でこんなｵｯｻﾝを「がんばれ～!!」と旗を振りながら応援してくれる子供からおじいちゃん＆おばあちゃんまで！中には「カッコイイ～!!」と言う声援まで！お世辞だと分かっていても嬉しいものです(笑)

 

普段ﾎﾞｯﾁﾗﾝばかりの私にとっては集団で走った時の負荷の変化にも(いわゆる風避け)ビックリしました。話では聞いていましたが誰かが前にいるだけであんなに楽になるとわ！(無賃乗車ばかりでｽﾐﾏｾﾝ)

 

ASの補給食や飲物も地元の物がふんだんに使われていてとても美味しかったです！ｿｳｺｳｼﾃｲﾙｳﾁﾆ何とか後半の激坂区間まで辿り着きました！何とか最後の力を振り絞って登っていると「〇〇～！」と私の名前を叫ぶ声がΣ(ﾟﾛﾟ;)

 

 

振り返ると2台の車で追っかけて来る同級生の姿が「来たで～！」と２人「遅いわっ！」と素直じゃない俺…本当は必死で涙をこらえながらペダルを漕ぎ続けていました『ありがとう友よ!!』(心の叫び)

 

最後の坂を登り終えて後はゴールまで下りながら15:30に無事ゴールイン！なんとか走りきりました!!あくまでファンライドなのでタイムや順位を競う大会ではありませんが自分の中での目標の「最下位完走」は達成出来ました。

 

ゴール後は受付にて完走の記念品を頂き記念撮影をしたあとホテルに戻りバイクを片付けて風呂で汗を流し、まだ17時位だったので晩メシには少し早いかなと思い、ベットで横になりながら今日一日を振り返っていると気付いたら朝になってました(笑)

 

 

すると突然LINEが届き見てみると昨日応援に来てくれた同級生の一人が「昨日の写真1枚だけ良いのが撮れたから印刷したヤツ今からホテルまで持って言ってやるわ！」との事、30分ほどして持って来てくれた写真にはカメラ目線の自分の姿がA4サイズでデカデカと印刷されていました！恥ずかしいけどいい記念になりました(ありがとう友よ!!)

 

その後、昨日とは正反対のゆったりとした朝食を取り、10時にﾁｪｯｸｱｳﾄをしてもう一人の同級生と会い遅めの昼食を一緒にとった後、またの再会を約束して14時に益田をあとにしました。

 

 

帰りは時間にも余裕があったので交通費節約のため、ひたすら国道9号線を東に走り兵庫県まで帰って来ました！自宅に着いた頃には日付もかわり9/5の0:30になっていました(笑)

 

今回、自分の中では無謀な挑戦だったはずの大会でしたが「沿道の方々の応援」や「集団走行時の風よけ効果」や「同級生のｻﾌﾟﾗｲｽﾞ登場」などが自分の実力以上のものを引き出してくれたのだと思います。いつものﾎﾞｯﾁﾗﾝでは分からない事を沢山学べた1日でした

 

 

 

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